登記権利者・登記義務者とは?

登記権利者・登記義務者とは

どのようなもの?

 

登記権利者・登記義務者というのは、対立する当事者が、共同して登記申請する場合の登記手続上の呼称です。

 

登記権利者というのは、その登記が実行されたときに、その権利について利益を受けることが登記簿上直接的に表示されることになる権利の名義人のことをいいます。

 

例えば、売買による所有権移転登記の際は、買主が登記権利者になります。

 

登記義務者とは?

 

登記義務者というのは、登記権利者とは反対で、その権利について不利益を受けることが、登記簿上、直接的に表示されることになる権利の名義人のことをいいます。

 

例えば、売買による所有権移転登記の際は、売主が登記義務者になります。

 

抵当権設定登記の

登記権利者・登記義務者は?

 

抵当権設定登記の際には、抵当権者が登記権利者になり、抵当権設定者が登記義務者になります。

 

しかしながら、抵当権の抹消登記の申請では、反対に、抵当権設定者が登記権利者になり、抵当権者が登記義務者になります。

 

登記はしなくてはいけないものなの?

 

商業登記と違って、不動産登記は特にしなくても法律で罰せられることはありません。ただし、民法177条には次のような規定があります。

 

「不動産に関する物権の得喪及び変更は、不動産登記法 (平成十六年法律第百二十三号)その他の登記に関する法律の定めるところに従いその登記をしなければ、第三者に対抗することができない。」

 

つまり、登記していないと、自分が正当な権利者であることを他人に主張できないのです。あなたが不動産を買う場合、登記がされていないものだったら買いませんよね?

 

というわけで、登記には費用がかかりますが、きちんとしておいたほうが良いです。

 

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